- togarashi104
2500種類!?
正確な数字は掴めませんが、世界には唐辛子の種類2500種以上あるようです。 なぜそんなにも多くの種類が? そもそもあの大航海時代、コロンブスが南アメリカ大陸で唐辛子を発見。 欧州に持ち帰り、約50年で全世界に伝搬したと言われています。 その理由を推測すると *鳥による伝搬:鳥は痛覚器官がなく辛みを感じない。 更に赤い実は好物で食べ糞とともに種を各地に運び増殖を手助けしてくれます。 *唐辛子は交雑性が高い:唐辛子の生命力は強くどこの地でも育ちます。 また他の唐辛子との受粉も旺盛で種類を増やします。 *庶民の食を支えます:唐辛子は世界どこでも低階層庶民の食に歓迎、愛好されています。 など、短期間で世界に普及しました。

種類は多様で色:緑、黄、朱、赤、紫、真紅など 形:小丸、大丸、細長い、四角い、房状など 大きさ:小さい、大きい、太い、細いなど 樹形:草、低
日本でも江戸時代平賀源内が全国の唐辛子を集め資料にまとめています。蕃椒譜です。ここに日本各地の多くの唐辛子が描かれています。 また、明治になって伊藤圭介が蕃椒図説を発行、ここに日本各地の唐辛子約50種類を図説しています 現在の日本各地でいろんな種類の唐辛子が地域野菜として存在しています。