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唐辛子はナス科!?
更新日:2022年3月30日
ナス科の植物は植物分類上非常に多く、115属2678種と言われています。 ご存知のナス、トマト、ジャガイモ、トウガラシ、タバコ、アサガオ、
ホウズキ、べチュニア、とても大きな植物分類群です。

どの植物も繁殖が旺盛で次次と花が咲き、
果実がたくさん取れる特徴があります。
ナスの諺に、 「親の意見(小言)とナスビの花は千に一つの無駄もない」と言われるほど花が咲き、必ず花の数の実がなると言われています。 作物が豊富に採れるので、世界中の貧困庶民が食物として栽培するには打ってつけの作物として重宝し、食糧貢献しています。 余談ですが、 徳川家康は「一冨士 二鷹 三茄子」言って、縁起を担いでいました。 茄子は<思いが成る>として縁起物だったそうです。 しかしナス科には共通の毒性があります。アルカロイド成分が毒性を含有しています。 ジャガイモの芽、トマトの青い実、芽、葉や朝鮮アサガオ、タバコなどです。 トウガラシの辛さは鳥以外の動物から実を守るため。これも毒性に入るのでしょうか? コロンブスが発見後世界に普及した先では、この衝撃的な辛さを(毒)と捉えたのでしょう。
