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唐辛子と蕎麦はいい関係!?
唐辛子の日本伝来はポルトガルの宣教師が九州の大名大友宗麟に唐辛子の種を献上したと あります。(諸説あります) しかし、実際に生活に使われたのは江戸時代のことです。 それまで観賞用の唐辛子は本草学などの薬学で薬草として存在、漢方の薬として利用されていたそうです。
それが江戸庶民の人気(蕎麦)の薬味として初めて食の一部に使われたのです。
そう考えると唐辛子は(蕎麦)のお陰で表に出ることができたのではないでしょうか?

一方蕎麦ですが。 坊さんが考案、関西で作られやがて江戸に入りはじめは蒸饅頭、やがて切り蕎麦に日本橋、神田界隈の蕎麦屋で金持ち旦那衆の溜り場で流行り江戸を描写する小説にその風景がよく出てきます。この段階では一部の人たちの食べ物でした。 やがて蕎麦が屋台、担ぎ屋などで庶民の食べ物になり一挙に蕎麦が市民権を持つ様になったのです。
その要因を作ったのが唐辛子です。 淡白な蕎麦に七味唐辛子(江戸では七色)をたっぷりかけヒイヒイハアハアとかっこむ ぶっかけ蕎麦です。 そう考えると蕎麦は唐辛子のお陰で日本食の代表になることができたのではないでしょうか? 300年のロングセラー(蕎麦と七味唐辛子)はこれから外国に活躍の場を移すことでしょう。
※今回プロジェクトでは、おそばに華やかに味わおうということで期間限定で金箔入りの七色七味を開発。 唐紅shop produced by naito-togarashi.labo (official.ec)